連敗阻止だ。大相撲初場所3日目(16日、東京・両国国技館)、横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が幕内阿炎(29=錣山)を退けて2勝目(1敗)を挙げた。

 阿炎に攻め込まれて後退する場面もあったが、とっさに相手の右腕をたぐって土俵に転がした。取組後は「(とったりは)苦しくなってやったことなので」とさえない表情。それでも、2日目からの連敗を回避し「昨日は昨日、今日は今日なので。ここからが大事だと思うし、15日間取り切ることが大事」と先を見据えた。

 腰痛による3場所連続休場から半年ぶりに復帰。「(状態は)見ての通りじゃないですか。良くないと思います。稽古が足りていなかった」と調整不足を認めながらも「毎日の稽古でつくっていくことが大事。休場して、痛みの具合は良くなっている。万全ではないけど、良くなっているから出ている。時間をかけてやっていきたい」と徐々に調子を取り戻していく構えだ。