幕内デビューを白星で飾った。大相撲初場所初日(14日、東京・両国国技館)、新入幕の大の里(23=二所ノ関)が幕内武将山(28=藤島)をはたき込んで初勝利を挙げた。

 2年連続のアマチュア横綱の実績を引っ提げて鳴り物入りで角界入り。初土俵から所要4場所での新入幕は遠藤、伯桜鵬に次ぐ昭和以降3位タイのスピード昇進だ。ファンの期待は高く、初めて経験する幕内土俵入りでは観客席から拍手と大声援を送られた。取組後の大の里は「本当に歓声がすごかった。ありがたい」と目を丸くした。

 出身の石川・津幡町は、元日の能登半島地震で大きな被害を受けた。「15日間、自分の相撲を取ってしっかりと戦う。見てくれている人に、元気を与えられたら」と故郷へ勝利を届けることを誓った。若手ホープは「(初日に)勝ちはもぎ取ったけど、反省点は多い。勝ち越しを目指して頑張ります」と2日目以降へ向けて意気込んだ。