大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)を控えた8日、横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が東京・墨田区の時津風部屋で出稽古を行った。持病の腰痛の影響で3場所連続休場中。出場の可否に注目が集まる中、幕内正代(32=時津風)、幕内北青鵬(22=宮城野)、十両北の若(23=八角)を相手に相撲を14番取り、13勝1敗と力の差を見せつけた。
照ノ富士は腰の状態について「やっぱり100%全部の力を出すと、まだ痛みが走ってくる。ちょっとずつ力をかけた感じですね」と明かす一方で「悪くないと思う。大丈夫」と問題がないことを強調。復帰へ向けた手応えを問われると「それがなかったら、もう稽古する必要ないし。(場所前は)常に出たいという気持ちでやっている。どうしても体が追いついてこない時はしょうがない。自分から望んで『ま、いっか』と思って休んでいるわけでもない」と出場に意欲を示した。
横綱審議委員会は照ノ富士に対して初場所の出場を勧告。結果が求められている横綱は「毎場所、結果を求められているというか、そういう場所ですから。自分の中では今場所特別というわけでもない。前から言ってる通り、序二段から復帰してから、もういつ終わってもいいぐらいの覚悟で、毎場所、毎日やっている」と強い覚悟を口にした。
その上で「今年1年、精いっぱい自分のできることをやり切れる毎日を過ごしていきたいし、目標にしてきた2ケタ優勝を目指してやっていきたい。これ以上のケガをしないように。1年間を振り返って、今年の終わりに〝この1年良かったな〟と思っていられるようにしたい」と復活へ向けて意気込んだ。












