大相撲の大関貴景勝(27=常盤山)が、熱烈なボクシング愛を明かした。幼少期から極真空手を習っていた貴景勝は角界屈指の格闘技好き。「Kー1やPRIDEはよく見ていて、格闘技でご飯を食べていこうと小さいころから思っていた。プロボクサーになるか、大相撲の世界に入るかを迷っていた」というほどの筋金入りだ。

 26日には、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)が、WBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)を破り、史上2人目の2階級4団体王座統一を達成。この試合も配信で観戦し「ボクシングを見るのが、一番好き。1対1で戦うのが、相撲と似ている。顔つきを見て選手の精神状態を考えたり、勉強になった」と熱弁した。

 井上戦からは、勝負師としてのあるべき姿も学んだという。「井上選手はもちろん、タパレスもダウンしてもしぶとく食らいついていて、本当に感動した。ああいった戦いを見せてもらうと、活力がわいてくる」と興奮気味に感想を語った。

 初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)へ向けては「自分もみんなに活力を与えられるように頑張らないといけない」と決意を新たにした様子。〝モンスター〟から刺激を受け、悲願の横綱昇進へ突き進む。