【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】2023年4月から『激推し!トレンド最前線』の連載を担当させていただくことになり、オススメのカップめんを紹介してきましたが、即席めん市場は新商品を中心に回転率が凄まじく、リニューアルも含めると年間総発売アイテム数は1000以上あるのでは‥‥とのデータも存在するほど。
このコーナーでは、基本的な方針として〝いま食べるべきオススメの商品〟を紹介しておりますので、販売時期の旬を過ぎていたり、販売店や発売地域が極端に限定されていたり、ぶっちゃけ味がイマイチだったり、そういったフレーバーは都度ふるいにかけてきました。でも、今回は年末特別版。東スポの偉い人から「気にせずいっちゃってください」と言われたので(いつも好き勝手にやらせてもらってますけど)すべてのリミッターを解除した上で23年を振り返り、印象に残っている商品を独断と偏見たっぷりに紹介します!うぇーい。
【出オチ感満載w 衝撃のパッケージ戦略】ヤオコー「爆ニボ煮干しラーメン」(168円+税)
見てください、この顔。目が合ったら最後、夢に出てくるかの如く、なんとも強烈なデザインが印象的なコチラの商品は、ヤオコーとサンポー食品が共同開発した留型で、第一印象の掴みはバッチリ。ただ、衝撃的なパッケージとは裏腹に、実際の味わいはニボシとカツオのハイブリッドだったので、味のジャンル的には〝またおま系〟じゃね? みたいな。
単純に味は悪くなかった。でも、あなた「爆ニボ」なんでしょ? だったら二度と煮干しなんて見たくない、そんなふうに思わせてくれる、トラウマレベルのイカれた変態さを感じたかったの…。という理由で紹介するに至らなかったので、ここに供養しておきます。
【やっぱり大切ですよね、バランス】日清食品「カップヌードル エビまみれ」(236円+税)
謎肉(なぞにく)特化型の「謎肉祭」は何度もリリースされているのに、謎エビ特化型のカップヌードルは出ないのか…と、肩を落としていた全国のエビ好きに捧げる一杯が「エビまみれ」として夢の実現を果たし、ついにファン待望の〝海老祭〟開催となった23年。エビ増量の代償として謎肉は完全に排除されましたけど、あのエビが存分に楽しめる、そこに大きな価値が見出せる商品でした。
しかし、フタを開けると〝単純にエビを増やしただけ〟という短絡的な内容から、なんとも偏差値低めの味わいで、なるほど求めていた理想そのものだったのに、いざ商品化されると何か違う。これが長年に亘り踏み切れなかった理由なのだなと、いい教訓になりました。結果的に踏み切りましたけどねw そんなところも好き。
【Finalとは…】まるか食品「ペヤング 速汗獄激辛やきそば一味プラス」(214円+税)
どうしても忘れられないのが獄激辛(ごくげきから)シリーズの暴挙。2022年3月に「獄激辛やきそばFinal(『獄激辛やきそば』の辛さ2倍)」をリリースしたにもかかわらず、今度は「獄激辛やきそば」に輪切り唐辛子と一味唐辛子を追加した「速汗」って、なに考えてんの?
辛いを通り越して痛い、なんかもういろいろ痛い。こんなもんオススメできるかww なんですけど、話題性の高さは申し分なく、また3月に獄激辛シリーズの新作が出る流れが生まれつつあるので、もしかすると3か月後には…。
【転売ヤーほいほいで大騒動】セブン‐イレブン「HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌ラーメン」(278円+税)
忘れたくても忘れられない商品といえば、ヒカキンさん監修のカップめん。話題性の高さから湧き出る転売ヤーを抑制できず、メルカリなどのフリマサービスで1食あたり900円前後~それ以上の法外な高額出品が相次いだ結果、発売初日に「みそきん転売」がTwitter(現・X)のトレンド入りを果たすなど、不名誉な騒がれ方で世間を賑わせた一杯。
こういう展開は本人も望んでいなかったようですが、セブン‐イレブン側の詰めも甘く、よくも悪くも悪目立ち。もし第2弾をリリースする予定が立っているのであれば、購入数の限定を各店で徹底するなど、正しいファンの手に届くように、しっかり対策してもらいたいものです。
【高い?安い?カップめん業界も二極化】日清食品「日清ラ王 濃香トリュフ醤油」(500円+税)
あなたにとって〝即席カップめん〟とは、安くてナンボ? 身体に悪そうな背徳感が魅力? それとも手軽に食べられるから好き? 少なくとも高級なグルメではないでしょう。
しかし、23年は例年以上に高級路線の新作が多く、その牽引役ともいえる「ラ王」のプチ贅沢シリーズ第1弾は税別価格で500円。6月1日に実行された価格改定(値上げ)前ですよ? しかも、具材は入っておりませんのスタンス。攻めてる。正直、賛否両論ありましたけど、おかげで実売価格が400円前後の商品にも耐性が生まれ始め、傍らコスパ重視の商品も光る、ローコスト製品とハイエンド製品の二極化が進みました。
一方で明星食品を筆頭に、その中間層を狙ったメーカーの動きも目立ち始めた今日この頃。はたして2024年のトレンドはどうなるのか、このコーナーを通じて一緒に、リアルタイムで追いかけましょう。
各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯-Cupmen review blog-」参照。
※販売が終了している商品もあります。表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。






















