小泉龍司法務相は自民党政治資金パーティー券を巡る問題で東京地検特捜部が「志師会」(二階派)事務所などを家宅捜索(19日)したことを受け、同派閥を離脱した。

 野党側は法務や検察をつかさどる立場の小泉氏が、捜査対象になった二階派に所属していたことを疑問視していた。

 そうしたなか立憲民主党は21日に国会内で開いた「自民党派閥裏金調査チーム」で、各省庁担当者たちからヒアリングを行った。

 冒頭、長妻昭政調会長は「昨日(20日)、野党(立憲、維新、共産、国民、有志、れいわの国対委員長)が集まって話したことは『(小泉氏は)法務大臣を辞任せよ』ということです」と話し、今後も法相にとどまることへの危機感を示した。

「検事長、検事総長、法務大臣の三者には、一定の捜査情報を報告するということがあるらしいのです。順次、(捜査)情報は(三者に)挙がっている。(小泉)法務大臣は特捜部の捜査が入った時点で二階派にいた。事情聴取するかもしれない人物に現法務大臣(小泉氏)がなっている。法務大臣を辞めないと(特捜部は)なかなか事情聴取ができない。即刻、辞任すれば、事情聴取になるかもしれない。法務大臣にとどまれば、国民の疑念が大きくなります」

 立憲議員は同ヒアリングで法務省担当者に対し「法務大臣から(特捜部の自民党派閥関係者への捜査に関する)問い合わせが入るのか」と質問。

 同省担当者は「省内の個別のやり取りについては差し控えますけれども、法務大臣は指揮権の種々に鑑みて検察に対する不当な影響を与えることは適切ではないと(法律で)明示されています。小泉大臣も不偏不党、厳正、公正で検察は、捜査すべきだと言っています。われわれには(小泉氏が)そのような思いで対応していると受け止めています」と説明した。