立憲民主党の岡田克也幹事長は31日に国会内で開いた会見で、自民党の柿沢未途衆院議員が法務副大臣を辞職した問題について言及した。

 この日、柿沢氏は今年4月の東京・江東区長選挙の選挙期間中、投票を呼び掛けるインターネット選挙の有料広告を掲載したとして公職選挙法の疑いが持たれて同区長を辞職した木村弥生氏の事件をめぐり、ネット広告の利用を木村氏に勧めていたことを認めた。

 柿沢氏は参議院予算委員会の最中、岸田文雄首相に辞表を提出。同委員会は柿沢氏の辞表提出問題で空転し、午後からの開会が大幅に遅れた。

 岡田氏は「(岸田首相は)柿沢法務副大臣の辞表を受理したと、それに対して岸田首相は『空白を生じさせないために』という説明をした。辞表を受理して、副大臣の空白ができていると。まったく説明になっていないというふうに思います。国会として説明を求めていたにも関わらず、辞表を受理して、いわば口封じをしたということについては予算委員会の中で各委員が追及することになると思いますが、誠に遺憾だと思っています」とコメントした。

 柿沢氏の問題は小泉龍司法務大臣も知らない状況で、辞表を提出したこともわかっている。

「そもそも選挙違反、法務副大臣ということですから、ことは重大できちんと説明責任を果たしてもらいたい。内閣としても、説明責任を果たしてもらわなければいけませんが、同時に柿沢氏も辞表を出したが、国会の場で説明する責任があると思います」と岡田氏は指摘した。

 9月に発足した岸田改造内閣は、文部科学政務官だった山田太郎氏が女性との不適切な関係が週刊誌で報じられ、今月26日に辞任している。