【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】12月15日第2試合 東3局0本場=瀬戸熊直樹(雷)、醍醐大(フ)、滝沢和典(格)、内川幸太郎(サ)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。先週のMリーグでも素晴らしいアガリが多くありました。その中でも瀬戸熊選手のベテランらしい経験則に基づいたアガリは素晴らしかったです。

 早くも5巡目に醍醐選手から58萬待ちのリーチが入ります。瀬戸熊選手は現物や字牌、スジの通りそうな牌を切って安全に進行していたところ、終盤に東面前ホンイツ赤1でテンパイしました。1枚切れの西と5萬のシャンポンで、手変わりも多いことからここはヤミテンに構えました。

 次巡、引いてきたのは6萬です。8萬を切れば147萬待ちとなり、2萬を切れば47萬待ちです。醍醐選手に通っている萬子は1萬だけで、萬子の情報はほとんどありません。その1萬はすでに3枚見えています。

 2萬と8萬の危険度では、まず8萬は河に2枚あるのでシャンポンには当たりません。2枚見えのカン8萬でリーチする人もほとんどいないので、愚形では当たりにくいでしょう。ただ自分の目から58萬は5萬2枚の8萬3枚と5枚も見えており、リャンメン待ちだとすれば相手の急所、必要なキー牌になっているケースがよくあります。一方、2萬は愚形待ちの可能性が残っているため、2萬と8萬の危険度は同じくらいのように思えます。しかし、瀬戸熊選手は試合後にSNSで「8萬の方が当たると思った」と振り返っていました。

 まだ見えていない1枚の1萬を捨てて、安全度を優先した2萬を切ってリーチを敢行しました。ダマでも満貫あるためヤミテンという選択もあったと思いますが、リャンメンなら勝負と追いかけて、7萬をトルネードツモ! 跳満に仕上げました。

放銃回避の2萬切りリーチ!
放銃回避の2萬切りリーチ!

 結果的に8萬を切って147萬待ちに取っていたら放銃になっていましたが、それでも勝負手だったので仕方がないと思われていたでしょう。一方、2萬も決して100%安全な牌ではなく、万が一これで放銃したら何をやっているんだとなる中、自分の感覚を貫いて勝負したのはすごいの一言です。