【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】今年4月からスタートして大好評の当コーナー。大人気ブロガーが新作カップめんの中から〝ハズレなし〟の5品を紹介します。

 今回は大晦日を前にキープしておきたい商品を含めたこの5品!

【すべてが主役、最強どん兵衛に〝鴨〟降臨】日清食品「日清の最強どん兵衛 鴨だしそば」(280円+税)

 日清の最強どん兵衛とは、2022年3月28日発売の「きつねうどん」及び「かき揚げそば」に端を発する、めん・つゆ・具材すべてが主役の〝ちょっと贅沢〟なシリーズで、満を持す第3の味は「鴨だしそば」の上位版。ただでさえ完成度が高い商品として認知されているフレーバーですが、通常品よりも弾力と喉越しを強化した熱湯5分の太そばに、炭火風の大きな香ばし鶏つくね、そしてなにより合鴨の厚みと脂の臨場感がハンパない液体スープ&特製鴨オイルのタッグが凄まじく、つゆだけ切り抜くと立ち食い蕎麦屋が裸足で逃げかねないクオリティの高さ。

これぞ鴨だしと言わんばかりの説得力
これぞ鴨だしと言わんばかりの説得力

 通常品(236円+税)よりも値は張りますが、その価値は充分に備わっています。年越しそばにもオススメ!

【名店ジャンク第1弾からコスパやばめ】セブンプレミアム「名店ジャンク すみれ味噌ヌードル」(198円+税)

 名店ジャンクとは、突如として現れたセブンプレミアムの新シリーズで、記念すべき第1弾は札幌らーめん界の重鎮「すみれ」監修。すみれといえば、セブン&アイの最上級ブランド・セブンプレミアムゴールドのカップラーメンを監修している名店なので、ジャンクとは掛け離れたイメージなのに、商品名の横には〝雑うま〟などと。

 たしかに結論から申しますと高級感なんぞ皆無に等しかったのですが、濃厚な味噌のコクに、野菜や挽肉を中華鍋で炒めたような芳ばしさが印象的なスープの満足度は高く、同時に驚いたのが具材の針生姜。その香味がハッキリと主張してくることもあり、濃いめの味でも最後まで飽きることはなく、しっかりと記憶に残る名作でした。めんは「カップヌードル」の延長線上にありますけど、ぜんぜん〝雑うまじゃなかった〟です。…冷静に考えると看板に偽りありかもしれない。

【新・生めん風3層極太製法に刮目】明星食品「明星 麺神カップ こってり鶏そば」(278円+税)

 麺神(めがみ)カップの鶏白湯といえば、昨年1月10日と11月14日にも「濃香(のうこう)鶏白湯」をリリースしているため、これが初めての商品化ではありません。しかし、今年9月の大幅リニューアルで生まれ変わった〝新・生めん風3層極太製法〟によるノンフライめんは、ブランド史上最高峰の出来栄えといっても過言ではなく、これまで以上に自然な質感に進化。

太めのノンフライ麺と鶏白湯が好きなら試す価値あり
太めのノンフライ麺と鶏白湯が好きなら試す価値あり

 スープにはサポート的に豚も使用していましたが、それ以上に鶏を丸ごと煮込んだような要素が強く、肉よりも骨の個性を強く感じる上品かつ硬派な仕上がり。縦型カップに搭載されるノンフライめんとしては限界まで太めのサイズに切り出されているのですが、戻りムラなどの不具合は皆無に等しく、新生「麺神カップ」の底力を実感しました。いわゆる大人の事情もあるかとは思いますけど、ぜひ定番化を検討していただきたい実力派です。

【ありそうでなかった〝謎肉祭〟のカレー版】日清食品「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」(236円+税)

11月27日発売
11月27日発売

 2023年10月30日に登場した「カップヌードル」の〝具材まみれ〟シリーズ、その続編として現れた本商品は、第1弾と同じ「謎肉(なぞにく)まみれ」をコンセプトにしていたので、やや二番煎じ感が否めないところはありますけど、謎肉特化型カレーはブランド史上初の試み。

一世を風靡した「謎肉祭」に負けず劣らずのインパクト
一世を風靡した「謎肉祭」に負けず劣らずのインパクト

 要約すると〝フライドポテトを抜いて謎肉を通常品の約4倍に増やした商品〟なので、一見すると頭が悪そうなフレーバーに思えますし、なるほど普段よりも圧倒的なワイルドさで畳み掛けてくるけれど、大量の謎肉に合わせてスープの配合を微調整しているあたり、なかなかの策略家。ちなみに同時発売品の「カップヌードル エビまみれ」には、やっぱり〝バランスが大切だよね〟と思わされたので、そっちの偏差値は低かったです(それだけに学びも多かった)。

【この辛さ、あかん!?】サンヨー食品「サッポロ一番 名店の味 天下一品 赤んこってり味 京都濃厚鶏白湯」(330円+税)

12月11日発売
12月11日発売

 天下一品とは、唯一無二の「こってり」で中毒者を量産している人気店で、ラーメン好きの間では言わずと知れた存在。同店監修のカップラーメンは、2年前からサンヨー食品の担当で、現在も「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯(三代目)」絶賛販売中ですが、天下一品の「こってり」に「赤ん粉(あかんこな)」をトッピングした〝赤んこってり〟がモデルの商品は前例がありません。

特製スパイスは少量でも効果てき面
特製スパイスは少量でも効果てき面

 どうしても即席カップめんの限界を感じる仕上がりではあるものの、あいかわらずボッテボテの高粘度スープは健在で、そこに映える特製スパイスの爽やかで複雑なアクセントたるや。そこそこ辛味が強かったので、万人にオススメできる商品ではないですし、ほとんどスープにコストを極振りした一杯ではございますが、いつもの「京都濃厚鶏白湯」とは異なる魅力に触れられる変わり種です。ちなみにスープの溶け残りが命取りになるので、想像の3倍以上は混ぜ続けてください。

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。