れいわ新選組の山本太郎代表は8日、参議院の集中審議で岸田文雄首相に対し、「ゼロゼロ融資」の利子延長を要求したが〝不発〟に終わった。

「ゼロゼロ融資」とは、新型コロナウイルス感染症流行の影響で売り上げが減少した中小企業や個人事業者に対し、実質無利子・無担保(無利子最長3年、元本返済猶予最長5年)で融資を行う仕組みのこと。

 山本氏はその現状について「いわゆるゼロゼロ融資の貸付実績は43兆円。昨年以降、この返済が滞った。昨年12月時点で、返済に不安を持つ企業は全体の25・8%」と指摘。「一方で政府は十分な支援を行わず結果、今年の上半期は前年比、ゼロゼロ融資の利用後の倒産件数が70%増、10月以降高止まりです」と問題提起した。

 その上で「岸田総理! ゼロゼロ融資、利子の免除を7年間、延長してほしいんです。やる、やらないでお答えください」と直球質問。ただ、首相はこれに明言せず、果実は得られなかった。

 山本氏はその様子を見て「やる気なし」とバッサリ。「ゼロゼロ融資は『俺には関係ない』(と捉える)中小企業事業者の皆さん! このままいけば〝新しい資本主義〟の新陳代謝により、中小企業の淘汰があなたの元にやってきますよ」と呼び掛けると「中小零細(企業)こそ、日本の屋台骨です。いま守らないでいつ守るんですか。資本家の手先、自民党を倒すしかない」と締めた。