イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(25)がドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに移籍する可能性が出てきた。
ドイツメディア「スカイスポーツ」によると、BミュンヘンはDF陣の強化を検討しており、冨安をリストアップ。センターバック(CB)と左右サイドバックをこなせる〝多様性〟を高く評価しているという。来年1月に解禁となる移籍市場での獲得は、日本代表として臨むアジアカップ(来年1月、カタール)に出場するため「現実的ではない」とし、来夏の加入を画策している。
Bミュンヘンには今季から韓国代表DF金玟哉(27)が所属。冨安が加入すれば〝日韓CBコンビ〟が結成されることになりそうだ。
またイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表DFラファエル・バランも獲得候補ながら30歳という年齢と1700万ポンド(約31億5000万円)の年俸が障害になるという。
冨安とアーセナルの契約は2025年6月末までで、地元メディアは移籍金を3000万ポンド(約55億5000万円)と報道。アーセナルは日本代表DFを売却する予定はないとみられているが、今後の動向が注目されそうだ。