実業家のホリエモンこと堀江貴文氏と斉藤健一郎参院議員の個人情報を漏洩した騒動で、投稿した男はクビだけでは済まない可能性もあり、ネット社会の怖さが改めて浮き彫りになった。

 騒動は堀江氏と秘書の斉藤氏が楽天のサイトを通じて、ゴルフ場のプレー予約をしているとの画像情報が「X」(旧ツイッター)に投稿されたもの。楽天に批判的な言動を取っている堀江氏を嘲笑したもの(実際の予約は斉藤氏)で、斉藤氏が当該ゴルフ場に調査を求めたところ、レストランの従業員による投稿と判明。ゴルフ場側と外部業務委託のレストラン運営会社は謝罪し、当該従業員は懲戒解雇となっていた。

 国会内で17日に会見した斉藤氏は「私自身、クビを求めたとか、堀江からの要望も別にありません。事実確認だけを求めたが、会社の方から規定に従って処分を決めたと報告を受けた。早急に対応してもらったことで、2社ともに好印象を抱いている。懲戒解雇になったが、社会的な制裁を受けたと思う」と騒動は終結としたが、立花孝志氏は「回転ずしでツバつけたのと一緒」と声を大にして、まだ解決していないとした。

「被害者の斉藤さんや堀江さんの損害は大したことはないが、個人情報をばらされたゴルフ場はどえらい損害。ゴルフ場にとって、誰がプレーしているかを外に出されたらたまったものではない。(懲戒解雇になったが)クビになるレベルじゃない。ゴルフ場さんは相当お怒り。(レストラン運営会社は)契約を何百としている。このゴルフ場以外とも契約を打ち切ることも出てくる」(立花氏)
 SNSに迷惑行為の動画を投稿し、巨額の損失をかぶった外食チェーンの飲食店テロと構図は同じだとして、ゴルフ場側が損害賠償を求める可能性もあるとして、本人が謝罪する必要があるとした。

 情報漏洩した従業員は過去の投稿から堀江氏や立花氏のアンチだったとみられ、大津綾香氏との国政政党の代表権争いが飛び火したともいえる。「面白半分かつ3か月前の情報で、時間がたっているからいいと思っていた」と投稿した動機を語っているというが、大きな代償を払うことになった。