漫画家の倉田真由美氏が7日に「X」(旧ツイッター)を更新。末期のすい臓がんであることを公表した夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎氏がヘルプカードをつけていることを明かした。

 倉田氏は3日にXで、普通電車で会社に行っている叶井氏が病気の影響で貧血気味になり、優先席に座っていると高齢者から「ここはあんたが座る席じゃないよ」と言われたことを投稿。

 この一件をきっかけに「現在夫はヘルプカードを買いバッグにつけています」と明かした。

 続けて「でも、『これで万事解決』とは私は思いません。『優先席に座っている人をどかせる』って、たとえヘルプカードを持っていない、健康そう、若そうに見える人に対してでもやっていいことではないと思うからです」と持論を展開。

「座席に荷物を座らせている人の荷物をどかせるのとは違います。人にはいろんな事情がある、どんな事情で座っているか他人にはわからないんですから」とこの問題の難しさを指摘した。

 その上で「優先席だろうがそうじゃなかろうが、高齢者や身体の不自由な人がいたら席を譲るのは当たり前のはず。でも優先席があることによって、『ここは優先席じゃないから譲らなくていい』『優先席に健常そうな人は座るべきじゃない』というような、おかしな感覚を醸成してしまっている気もします」と私見をつづっている。