地元出身の最速153キロ左腕に照準を絞った。ソフトバンクのスカウト会議が25日、都内のホテルで行われ、小久保裕紀監督が武内夏暉投手(国学院大)をドラフト1位で指名することを公表した。

 昨年はイヒネ・イツア内野手、一昨年は風間球打投手と素材型の高校生をドラフト指名してきた。現在、チームは3年連続で優勝を逃しているなかで、今年は即戦力投手の1位指名を決めた。

 チームの現在のニーズに合致した指名となる。今季、規定投球回到達者がゼロに終わった先発投手は明確な補強ポイント。武内は十分に来季の先発ローテに入る実力を持っていると評価している。

Uー18侍ジャパン壮行試合に登板した国学院大・武内夏暉
Uー18侍ジャパン壮行試合に登板した国学院大・武内夏暉

 8月末には三軍が対戦して抑え込まれている。永井編成育成本部長兼スカウト部長は「まずは制球力。それにフォーム。腕の振りと球速がマッチしてないので打者も差し込まれる。そういう部分は武内君独特のものじゃないかと思う。(対戦時は)見に行きましたが良かったです。手も足も出なかったです」と魅力を挙げた。

 福岡・八幡南高校の出身でもある。すでに西武も1位指名を公表しており抽選となることは確実だが、来季のV奪回の原動力にもなる存在として〝縁〟があることにかける。