【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】地上波ゴールデンの番組にも出演した大人気ブロガーが、新作カップめんの中から〝ハズレなし〟の商品をピックアップ!
今回は食欲の秋に食べたい4品。ハイレベルな味に驚きつつ、突如現れた新ブランドにも注目だ。
【カップヌードルで秋の味覚を堪能!】日清食品「カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ」(236円+税)
近年、即席カップめん業界でも注目を集めている高級食材のトリュフ。そして、秋の味覚の王様とされる松茸の知名度は、どちらも説明不要でしょう。それにひきかえ「ポルチーニ」というキノコは、日本だと比較的に馴染みの薄い品種なので、いまいちピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、トリュフ・松茸と並び“世界3大キノコ”の一つに数えられるキノコ界の重鎮。そんな「ポルチーニ」の香りを主役級に効かせ、なおかつカップスープの某有名ブランドにも負けず劣らずのクリーム感を誇る“ちゃんと濃厚な”きのこポタージュを実現させたのがコチラの一杯。具材としてのポルチーニは入っていませんが、ポルチーニ調味油の存在感は申し分なく、ふわっとココアパウダーのホロ苦さで調理感を演出しているのが「フランスのビストロ風」たる所以。
実は2年前にもリリースされていたフレーバーなのですが、当時よりも明らかにチーズの存在感が増しており、純然たる進化を感じました。めんは慣れ親しみのある “あのフライめん” ですけど、スープの作り込みと具材のマッシュルームがシャレオツで、おフランスな気分が味わえますよ。
【「ミシュラン5年連続“一つ星”の実力】サンヨー食品「サッポロ一番 金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」(271円+税)
SOBA HOUSE 金色不如帰(そば はうす こんじきほととぎす)とは、2006(平成18)年1月11日11時11分11秒、東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目の路地裏で創業した「そばはうす 不如帰」に始まり、現在はラーメン激戦区の新宿に本店を置く超有名店で、ミシュラン5年連続“一つ星”の実力派。そんな「金色不如帰」が誇る「塩そば」の味わいを再現したカップラーメンは、全粒粉を練り込んだ細めのフライめんに、なんといっても蛤(はまぐり)を効かせたスープの滋味が素晴らしく、そこに泳ぐ鯛の旨みと舌の脇をキュッ、と引き締めてくるアサリの鋭い旨みの掛け合いも見どころ。
さらに、ふんわりとしたバターの風味だったり、主張させ過ぎていないトリュフのアクセントだったり、マッシュルームの隠し味だったりで「洋」の面持ちを持たせながら、昆布・醤油・味醂(みりん)で「和」の精神も忘れない、ここにしかない世界観が味わえる一杯です。可能であればノンフライめんで再現してほしい気持ちもありますけど、ひとまずタテビッグとしては完成形に位置しているといっても過言ではありません。
【突如として現れた新ブランド】イオングループ「スープノトリコ 極々 特濃芳醇味噌ラーメン」(298円+税)
スープノトリコとは、突如としてイオングループ店舗に現れた留型のカップラーメンで、事前の告知は一切なし。見るからに目立つ極々(ごくごく)は、極上の仕上がりと嚥下音(スープを飲み込む際のゴクゴク音)にもかかった表現と思われ、商品名の通りスープに特化したブランドです。
その記念すべき第1弾として現れた「特濃芳醇味噌ラーメン」は、ざっくり例えると北海道の札幌みそラーメンを意識しているような一杯で、プリッと弾むような食感の黄色いノンフライめんに、どっしりと濃厚なスープ、そしてたっぷりの具材も値段に見劣りしない部分。小難しいことを考えなくても美味しいタイプではございますが、スープの隠し味にイカを忍ばせていたり、中華鍋で具材を煽ったような調理感をオイルに閉じ込めていたり、方向性は優等生でも起伏のない一杯ではなかったので、小難しいところを舌で追いかけながら食べるのもオススメです。
【またおま系とは呼ばせない】イオングループ「スープノトリコ 極々 特濃魚介豚骨ラーメン」(298円+税)
「特濃芳醇味噌ラーメン」との同時発売品として、炊き出した豚骨のコクと4種の魚介ダシが広がる「特濃魚介豚骨ラーメン」もリリースしてきたイオングループ。イメージ的に“またおま系”と呼ばれるジャンルを意識しているのかと思いきや、想像以上に魚介の主張は穏やかで、ドドドドドーー!!!!ではなく、ふわ…っと全体に染み渡るような魚介感が印象的。
それを支える豚骨もミルキーで、醤油のキレも最小限に抑えてある、とにかく優しい魚介豚骨味。ぶっちゃけ具材はショボいので、そこは値段相応といえない部分になりますが、濃厚なのにオラオラこない、その優しい方向性にオリジナリティを感じました。ちなみにイオングループの高級カップラーメンを牽引し続けてきた「贅の逸品」シリーズは、すでに生産を終了しており、これから順次「スープノトリコ」に切り替わります。
各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cuomen review blog-」参照。
※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。




















