2024年パリ五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=15日、国立競技場発着)を前に13日、都内で記者会見が行われ、東京五輪男子マラソン6位入賞の大迫傑(32=ナイキ)は「心身ともにベストの状態で臨みたいと思います」と力強く意気込んだ。

 東京五輪後に一度現役を引退した大迫は、22年2月に復帰表明。今年3月の東京マラソンで2時間6分13秒をマークし、MGC出場権を獲得した。「発表は遅かったけど、東京マラソンが終わった段階で(自分の中で)ほぼMGC出場を決めていた。そこから逆算して(体を)つくってきました」と万全の仕上がりをアピールする。

 前回大会では、設楽悠太(31=西鉄)がスタート直後から飛び出す〝奇襲〟を見せた。今回も、想定外のレース展開となる可能性がある。大迫は「ペースメーカーがいないので、こういうふうに(レースが)いくってことは誰も予想がつかないと思う。自分の中でシミュレーションするよりも、前回もそうだったけど、より今回は柔軟に対応できるように」と、臨機応変に臨むという。

 上位2人に入れば、代表に内定。今大会も有力ランナーとして名が挙げられるが「結果的にベストをつくせればいい。結果、上位に食い込めて優勝できたらいい」。冷静なレース運びで、パリへの切符をつかみ取る。