【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】次々と発売される新作カップめん。どれを食べたらいいか困っているなら当コーナーにお任せ! 地上波ゴールデンの番組にも出演した大人気ブロガーが、オススメできる賞品を厳選します。

 今回は、食欲の秋に〝プチ贅沢〟を味わえる新作を中心にピックアップ!

【セブン限定の特上ビッグ、降臨】日清食品「カップヌードル 牛すきビッグ」(298円+税)

 9月11日に登場するや否や、ネット民をザワつかせた特上カップヌードル。その登場から2週間後、今度は縦型ビッグの金ピカ容器に身を包み、セブン―イレブン限定商品として現れた「牛すき」。そこに特上の文字はないけれど、なんのこれしきスープの作り込みが素晴らしく、牛すき焼きの臨場感を見事に実現。

 ここ最近、肉に見せ掛けた大豆たん白加工品を多用してくる日清食品ですが、こちらには本物の牛肉を使い、豆腐のサイズも大きく、ちょっと珍しい輪切りの白ネギを搭載するなど、例の特上に負けないくらい〝プチ贅沢〟な気分が味わえる一杯に仕上がっていました。販売価格は通常の「カップヌードル ビッグ」(271円+税)よりも高めですが、余裕で元は取れますよ。

【日清の特上カップヌードルに対抗!?】明星食品「明星 贅沢一平ちゃん夜店の焼そば」(271円+税)

 1995年(平成7年)2月20日の発売以来、ソース焼きそば+特製マヨの組み合わせを定着させ、不動の地位を築き上げた「一平ちゃん夜店の焼そば」。今年7月3日のリニューアルで全体のソース感を強化しているのですが、それと比較して原材料はそのままに、液体ソース1・5倍、ソースねり込みめんのソース量1・5倍、ソースふりかけ1・7倍、からしマヨネーズ2・5倍の「贅沢」なフレーバーを展開してきた明星食品。ええ、一見すると偏差値は低めです。

めんが隠れるほどのソース&マヨ
めんが隠れるほどのソース&マヨ

 しかし、注目すべきは微妙に倍率を変えていること。からしマヨネーズのインパクトを最大限に打ち出しながら、最後まで飽きないギリギリのラインを攻めている、その緻密さに明星の妙を感じました。メーカー希望小売価格は「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛」と同じなので、赤字覚悟のサービス品ではないけれど、その値段に見合った内容です。

【今度は更に沼旨い!? 今年は〝激変だれ〟搭載!】日清食品「日清ドロラ王 ドロ、コッテリ、鶏白湯」(438円+税)

 日清ドロラ王とは、1992年(平成4年)9月21日の発売以来、その時代における王道の味に進化し続けてきた「日清ラ王」のスピンオフ的なシリーズで、ブランド史上最高レベルにドロドロした極濃(ごくのう)スープがコンセプト。2023年の「ドロ、コッテリ、鶏白湯」は、昨年に〝ジェネリック天一と話題になった第1弾の焼き直し〟で、商品名も変わっていません。

スープはさすがの完成度
スープはさすがの完成度

 ただ、2023年版は圧倒的に濃厚なベジポタスープの魅力はそのままに、ピリ辛ニンニク醤油ベースの「激変だれ」を搭載することで、初代よりも〝更に沼旨い〟個性的な商品に進化しました。大きな声では言えませんけど、引き続きベースは本家が監修したカップラーメンよりも〝それっぽい〟です(調理の際は粉末スープを徹底的に溶かしてから液体スープを入れてください)。

【遂に、アイツが帰ってきた…】寿がきや食品「麺処井の庄監修 辛辛魚まぜそば」(316円+税)

 辛辛魚(からからうお)とは、2006(平成18年)1月20日の創業以来、東京都練馬区石神井町で不動のポジションを確立した「麺処 井の庄」が誇る〝豚骨×魚介×激辛〟の金字塔で、同店監修のカップラーメンは多くの固定ファンを獲得しているのですが、それを湯切りタイプの「まぜそば」にアレンジ。

辛魚粉とふりかけを後乗せ
辛魚粉とふりかけを後乗せ

 全粒粉入りノンフライめんは「辛辛魚らーめん」と共通で、例の辛い魚粉も踏襲しているのですが、フライドガーリック・フライドオニオン・青ネギ・焦がしネギ・刻み海苔のアクセントで雰囲気は激変。すでに完成形といっても過言ではなく、加えてパッケージの「2023」から察するに、こちらも毎年恒例の商品になるかもしれません。――あ、それと普通に激辛なので、苦手な方は要注意です。

 東洋水産「マルちゃん正麺 カップ もやし&背脂 醤油豚骨」(333円+税)

 いま抜群に美味しく、そして10年後・20年後も古びることなく愛され続ける即席めんをコンセプトに掲げている「マルちゃん正麺」より、背脂チャッチャ系と呼ばれるカテゴリーのラーメンが商品化されたのですが、ぶっちゃけ背脂のボリュームには不満を唱えたい仕上がりです。

もやしの満足感は圧巻
もやしの満足感は圧巻

 しかしながら低温殺菌調理のバリシャキもやしは圧巻のクオリティで、とろみのあるスープで 〝こってり〟を打ち出し、バリシャキもやしで〝あっさり〟と引き締める、最後まで飽きないコントラストが魅力的。また「生麺ゆでてうまいまま製法」による乾燥めんの重量感と小麦感も初期の正麺カップを彷彿とさせるベクトルだったので、次のステージに…いや、これから満を持しての原点回帰に期待できるかもしれません。

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。