ここから復活できるのか。大相撲秋場所を休場した横綱照ノ富士(31=伊勢ヶ浜)が30日、君ヶ浜親方(元関脇隠岐の海)の引退相撲に参加し、自らの近況などを明かした。

 照ノ富士は「腰椎椎体終板障害、糖尿病」との診断書を提出して秋場所を全休。本人によると腰の骨の一部が折れており、10月2日に治療を受ける予定だという。4日から始まる秋巡業への参加については「まだ分からない。(治療は)手術ではない。それがどうなるか」と現時点では慎重な姿勢を示した。

 横綱在位13場所で7度の休場。この1年で皆勤は1度だけと厳しい状況が続いている。照ノ富士は「出る以上は土俵を締めることが求められる。稽古ができない状態では出られない」と本場所へ出場できないもどかしさを口にする。

 それでも11月の九州場所(福岡国際センター)での復帰へ向けて「最善を尽くしたい。体が持つか分からないけど、気持ちが切れない限り貢献したい。ボロボロだけど、できることをやる」と悲壮な覚悟を口にした。