格闘技イベント「RIZIN.44」(24日、さいたまスーパーアリーナ)の出場選手インタビューが行われ、クレベル・コイケ(33=ブラジル)と対戦する金原正徳(40)が決戦へ悲壮な決意を語った。

 決戦を前に、金原は試合が決まってからの約2か月を「長かったですね。眠れぬ日々が続いたりきつい日々が続いたり。充実した日々を送れたと思います」と振り返る。その上で「戦う前から強いのは知っていたし、映像を見返すと『強いな…』っていうのしかない。だから自信がなくなるので後半は見なくなりました。それでもSNSで流れてくるのでアレはやめて欲しい!」と冗談めかして笑顔を見せた。

 試合については「みんなが思っているような展開になるか、自分が思っているような展開になるか、クレベルが思っているような展開になるか。自分が負けるパターンと勝つパターンを予想しながら練習を重ねてきた」と胸を張る。自身が窮地に陥る展開も想定して調整してきたといい「パニックにならないことも含めて大事かと。テークダウンされることもバック取られることもあるかもしれない。それでも投げ出さずにやりたいと思います」と前を見すえた。

 決戦を前に「100%で勝つつもりで上がるのは間違いない。勝つための作業を2か月間やって自信になっているので。ほかの人からは負けるとか言われてますけど、自分とチームだけは金原を信じて戦いたいです」と拳を握った。不惑のベテランは、全盛期真っただ中のクレベルを打ち破れるか。