映画監督の河瀨直美氏(54)と俳優・永瀬正敏(57)が15日、奈良で行われた「なら国際映画祭レッドカーペットセレモニー」に出席した。

 15日は河瀨氏が監督し、永瀬が出演した「あん」に出演した樹木希林の命日だった。河瀨氏は「私自身も明日から開催する映画祭に希林さんのお席を用意して、みなさまをお迎えしたいと思います」と故人を偲んだ。

 セレモニーの前日は阪神タイガースが18年ぶりにアレした。

 プロジェクションマッピングで赤く染められた階段を笑顔で下りた河瀨氏だったが…。「みなさま今日は本当に阪神が優勝するという…。その翌日にこのようなレッドカーペットを開催できるという事に〝よろこび〟ひとしお、しかしマスメディアが来ない悲しみ…。」と切り出し、集まった人々から笑いが漏れた。

 映画祭は、次世代を担う未来の映画人を発掘し、育成することを目的に開催しており、中高生が主役だ。19歳で映画監督を務め、セレモニーに参加した村松希祥さんは「15歳の時、2018年の初回から年数空けてなんですが参加してきて、河瀨監督から教わりながら映画の作り方であったりを学びました。私は初めて脚本という物を書いたのですが、撮影現場でランダムに出てくる情報を飲み込んで、自分で表現していくかが難しかった」と答えた。