イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(26)の快進撃が続き、元北朝鮮代表FW鄭大世氏(39)の発言が注目されている。

 三笘の試合を中継する「ABEMA」で解説を務めることが多い鄭氏は、昨季に華麗なドリブル突破を「ミトマジック」と表現。さらに相手を簡単に抜き去るプレーに「今日も三笘ってるな」、敵陣に攻め込むシーンには「三笘らない(止まらない)」など、本場を席巻した日本人ドリブラーの圧巻パフォーマンスについて、独特の言葉で解説している。

 昨季は公式41試合10得点8アシストを記録。マンチェスター・シティーやアーセナルが獲得への興味を持っていると移籍も報じられる中、今季開幕ルートンタウン戦で三笘は先制アシストをマークすると、鄭氏は華麗な動きを「ミトマーチ」と発言。「昨季から考えていた」とし、その後も「ミトマーチ」を連発した。

 日本時間早朝の試合だったが、鄭氏の言葉は視聴者に〝ささった〟ようで、すぐにSNSのトレンドワード入りを果たした。もともと選手を表す言葉は多くの人に共感されないと広まらない。鄭氏が考案するワードが話題になるのも、三笘ファンにとって的を射ているからこそだろう。

 三笘が活躍するほど鄭氏の発言が注目を集め、その言葉から多くの人が三笘のプレーにも着目する。そうした相乗効果で人気も高まっている。特にカタールW杯以降は注目度も急上昇し、多数のテレビCMにも出演中だが、こうした状況がビッグクラブ入りに直結するという。

 選手代理人で元日本代表FW三浦知良(56=オリベイレンセ)を担当した田路雅朗氏はかつて「ビッグクラブが獲得に動く場合、プレー以外に人気も大事な要素になる。そこはビジネスに直結するから。どのクラブも市場調査する」と指摘していた。ユニホーム販売やクラブスポンサーとの契約につながるかも欠かせないという。

 高額な移籍金や年齢がネックになるとの見方もある中、三笘はさらなるステップアップを果たせるだろうか。