ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)の〝ビッグマッチ〟待望論にプロモーターであるトップランク社のボブ・アラム氏が否定した。

 専門メディア「ボクシングニュース24」など各メディアによると、井上に現WBA世界ライト級レギュラー王者ガーボンタ・デービス(28=米国)との対戦を熱望する声があることにアラム氏は「彼を対戦させるのは愚かなことだ」とし「122ポンドと小柄な井上が本質的に140ポンドの選手と戦うことをなぜ語るのか? 意味がないことだ」と否定。元WBO世界フェザー級王者でリオデジャネイロ五輪バンタム級銀メダルのシャクール・スティーブンソン(26=米国)戦についても「おそらくはないだろう。なぜなら大きすぎるからだ」という。

 その上でアラム氏は対戦が見込まれる現WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)戦に向けて「まあ、井上が何をするか見てみましょう」とし、その先に現WBO世界フェザー級王者ロベイシー・ラミレス(29=キューバ)を見据えた。

 その一方、自身が提唱したとされる元世界3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)については「現時点ではちょっとばかげている、おそらく1、2年以内にはそれができるようになるだろう」と語り、将来的にモンスターとのマッチメークに意欲を示していた。