俳優のオダギリジョー(47)が29日、テアトル新宿(東京)で行われた「658km、陽子の旅」の公開記念舞台あいさつに登場。菊地凛子、竹原ピストル、浜野謙太らキャスト陣とともにトークを繰り広げた。
同作は主演を務める菊地と熊切和嘉監督が22年ぶりにタッグを組み、第25回上海国際映画祭で3冠を獲得したロードムービーだ。父の訃報を受けて東京から青森までヒッチハイクをすることになった主人公・陽子が、旅の中で出会う人々との出会いを通じて心を癒していく――といった内容だ。
この日は同作の感想について話し、感極まり涙した菊地に対し「そういう女優さんって素敵じゃないですか。必要ですよ、感受性って」と穏やかにフォローするなど、終始和やかな雰囲気をまとっていた。そんな独特のムードの理由について聞かれると「ぼく、多分どうでもいいって思ってるんですよ(笑い)」ときっぱり。これにはエピソードトークが上手く話せずに切羽詰まっていた共演者たちから感心されていた。
そんなオダギリは「間に合いそうで間に合わなかった、またはギリギリ間に合った」エピソードを聞かれ〝ドーナツ紛失事件〟を挙げた。
「少し前に現場に差し入れが入っていて、それがドーナツだったんです。次の日に撮影が早かったので『明日の朝ごはんにしよう!』って1ついただいて帰ったんです。次の日に食べるものがあるっていうだけで、気持ちが高ぶっちゃう。そういう気持ちで寝たんです」とのんびりした語り口調で、とにかくドーナツを楽しみに就寝したと説明。
しかし朝起きたらドーナツは〝消失〟していたという。この理由を「結局、3時くらいに食べてたんです。気持ちが焦りすぎちゃって、トイレに行った時に食べちゃった(笑い)。だから間に合ったどころか、だいぶ生き急いでましたね」とエピソードトークを展開。これには会場からも笑いが起こっていた。












