銀座ホステスへの性加害報道で10月期のTBS系ドラマ「アトムの童(こ)」を降板した香川照之の代役に俳優オダギリジョーが決まった。
オダギリは主演の山﨑賢人演じる天才ゲーム開発者と敵対するIT企業社長、興津晃彦役を演じる。香川とオダギリは2006年の映画「ゆれる」で共演。オダギリは同局を通じて「香川さんへの恩返しのつもりで、お引き受けします」とコメントした。
香川という大物俳優の代役、さらに性加害報道のイメージもあり「後任探しは難航すると思われました。引き受ける側もリスクはありますからね。そんななか、オダギリさんはスケジュールの合間を縫って撮影に臨んでくれています。スタッフ一同、彼の〝男気〟に感謝しています」(TBS関係者)という。
業界ではオダギリがすんなり代役を引き受けたことにも驚きの声が上がっている。オダギリは実力派俳優を多く抱える芸能プロ「鈍牛倶楽部」の所属で、古株。事務所内では別格の存在で、そのマネジメントは独特だという。
「例えば、事務所がどうしてもやってもらいたい仕事を頼むと、交換条件で『この仕事はやるので、来年のスケジュールは自分が主体的に決めたい』『ここからここまでは休みます』などと要望するんです。マイペースというか、あくまで自分で台本を読み、納得した上でオファーを受ける。仕事の大小関係なく、気乗りするかどうかが重要なポイントになります」(オダギリを知る芸能プロ関係者)
オダギリは前出の映画「ゆれる」で香川の弟役を演じ、親交を深めた。芸能マネジャーいわく「香川さんのことを本当の兄貴のように慕っていました」。その香川が一連の報道で苦境に立たされたことで「オダギリさんはすぐにひと肌脱ぐことを決めたそうです」(同)という。関係者によると、後日香川からオダギリに〝引き継ぎ〟の連絡があったという。
オダギリは〝兄弟〟のキズナを胸に代役に全身全霊を傾けている。












