男子テニス元世界ランキング4位の錦織圭(33=ユニクロ)はアトランタ・オープンのシングルス準々決勝(28日=日本時間29日)で世界9位のテーラー・フリッツ(米国)に4―6、2―6で敗れ、1年9か月ぶりのツアー復帰戦で4強入りはならなかった。
強烈なサーブを武器にするフリッツに完敗。錦織は「ちょっと差は感じました。彼の鋭いショットに耐えきれなかった部分があったので、自分もラリーしていて悪くはなかったですけど、全体的に押されていた感じはあったので、まだ差は感じました」とし「それでもいいプレーは随所にありましたし、これから少しずつ埋めていきたいなと思います」と語った。
そんな錦織について欧州メディア「ユーロスポーツ」は「ほぼ2年ぶりとなるATPツアーはトップシードに敗れて準々決勝で終了した。スコアが示すほど一方的な感じではなかったかもしれない」としながらも「フィジカルに苦しんでいるように見えた。コートを動き回ることが困難に見えた」と指摘した。
昨年1月に股関節を手術した錦織は今年6月に下部大会で公式戦に復帰。これまで調整を続けてきたが、約2年のブランクは大きく、出場した大会で勝ち進んで連戦が続くと、どうしてもフィジカル面の問題が露呈するようだ。特にゲーム体力は実戦で積み重ねていくしかないと言われるだけに「完全復活」には、もう少し時間が必要なのは間違いない。
また錦織は左ヒザを痛めており、第1セット後にはメディカルタイムで治療を施した。「ちょっと痛みがあるので連戦も続いてましたし、チームと相談して来週(シティ・オープン=31日開幕)出るかは決めたいと思います」とし、出場は微妙な情勢のようだ。







