実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(50)が、自身の秘書から参院議員となった政治家女子48党の斉藤健一郎氏(42)に「れいわ新選組に行ったほうがいい」とあわや破門通告となる白熱バトルを繰り広げた。
「とあるウワサを耳にした。斉藤議員がインボイスに反対していると。意味が分からない」と堀江氏が斉藤氏に食ってかかったのは19日に行われた堀江政経塾での講義内でのことだ。

 今年10月に導入されるインボイス制度は、これまで年間の売り上げ1000万円以下なら消費税納付を免除されていたが、制度に参加なら納付義務が生じ、手取りが減ることになるというもの。零細事業者やフリーランスなどを中心に反対の声が上がっている。

 堀江氏の秘書を務めていた斉藤氏は、暴力行為法違反などの罪に問われたガーシー被告が参院議員を除名されたことに伴い、繰り上がりで今年3月に国会議員となった身で、飲食店経営の経験からかねてインボイスには反対の立場を取っていた。堀江氏は斉藤氏の議員就任に伴い、私設秘書のブレーン役となっているだけに「インボイス反対」の論陣は聞き捨てならなかったようだ。

 堀江氏は「もともとインボイスは消費税とセットで(導入に)コンセンサスは取れている。斉藤君は消費税をなくしたいからとにかく邪魔をしたい」とインボイス反対の斉藤氏を“隠れ消費税反対派”と喝破した。

 斉藤氏も負けていない。消費税のデメリットを主張し、抵抗を試みたが、堀江氏は「(消費税、インボイス反対を訴える)れいわ新選組に行った方がいい。そしたら僕は秘書を辞めますけど」と一時は愛想を尽かす寸前となった。

 同党の立花孝志氏もバトルに参戦し、社会保障費の財源論や富裕層への税負担のあり方まで議論は白熱したが、最後は堀江氏が「インボイスをやっても、大した(納税)額じゃないから景気は低迷しません。税金は公平にあるべきなんです」と説き、斉藤氏が持論を引っ込めたことで平和裏に終結。党の代表権を巡って“お家騒動”が起きている最中で、斉藤氏が放逐される事態は回避されたようだ。