大女優からの金言とは――。フィギュアスケートの元世界女王でプロスケーター・浅田真央(32)が座長を務めるアイスショー「BEYOND」の千秋楽が17日、東京・アリーナ立川立飛で行われ、約10か月に及ぶ全国ツアーが幕を閉じた。
2022年9月に滋賀でスタートし、全103公演を完走。多い時は1日2公演で20曲近く滑るなど、肉体的な負担が大きい中でも多くのファンを魅了し続けた。17年4月の現役引退後、「浅田真央サンクスツアー」「BEYOND」と2つの全国ツアーを成功させたが、未知なる領域を歩む上で「迷い」もあった。
真央を現役時代の11年からサポートする寝具メーカー「エアウィーヴ」の代表取締役会長兼社長を務める高岡本州氏は「我々の事業活動内で、真央さんにとっても新しい刺激を提供することで恩返ししていきたい」との思いから、さまざま企画を発案。その一つが21年に行われた女優・吉永小百合(78)との特別対談だった。
対談は同5月に公開された吉永主演の映画「いのちの停車場」の公開に先立って実現。高岡氏は「その時の出会いが真央さんにとってはとても新鮮だったみたいで、その後の『BEYOND』にもつながったと聞いている」と明かす。対談内では吉永が真央に「自分はいまだに迷いながらやっている」と告白。大女優の意外な一面を知った真央は「ああ、迷ってもいいんだ」と〝開眼〟したという。
チャレンジに「迷い」が生じるのは当たり前。不安を乗り越えた真央は、現役時代にお世話になったファンのもとを訪れ、演技を通じて感謝の気持ちを届けた。今後は「MAO RINK」の設立に向けた準備はもちろん、次なるプランも計画中。さらに活躍の場を広げていきそうだ。












