政治家女子48党のお家騒動で、斉藤健一郎氏が大津綾香氏に対し、代表者の地位がないことを確認する仮処分の申し立てで14日、千葉地裁で審尋が開かれた。斉藤氏と相対したのは立花孝志氏で、いったいどういうことなのか。

 政女党の代表権争いは先月、立花氏側が法務局に提出した大津氏から斉藤氏への党代表の名義変更が認められなかったことで、現在も登記簿上は大津氏が代表の地位にある。立花氏側はあくまで大津氏はすでに代表の座を解任されているとして、新たな措置に出た。

 仮処分の申し立ては、斉藤氏が大津氏と党に対し、党代表は大津氏ではなく、斉藤氏であること、大津氏に職務停止を求めたもの。大津氏は欠席し、代理人弁護士が出席し、党側の代理人として、立花氏が特別代理人として、法廷に立った。

 特別代理人は法律で「法人である政党等と代表権を有する者との利益が相反する事項については、特別代理人を選任しなければならない」と定められており、これまで政女党は不在で、今回のお家騒動を受けて、立花氏が選任されていた。

 このため、法廷では債務者である斉藤氏に対し、立花氏と大津氏が債務者で対立する構図となった。大津氏の代理人からは立花氏が特別代理人であることに異議が出たが、裁判所側は却下。裁判所側からは和解提案が出され、〝中立〟の立場である立花氏は「用意がある」と大津氏側に水を向けたが、「そういう次元のことではない」と断られたという。

 立花氏側から公式に和解提案が出たのは今回が初で、立花氏は審尋後、「話し合いが今後、どういう形でできるのか。僕も全然扉を閉じているわけではない。大津さんが本当に政治をやりたいということであればぜひやられたらいい。応援したい」と話した。

 一方で、立花氏は「こういった審尋の場にも大津さんは来ない。自分が党首だというのであれば、弁護士に任せるのではなくて、発言されるべき。党首討論でテレビに呼ばれた時に『私はしゃべれないから弁護士代理で行って』は認められない」と大津氏を批判した。