〝かわいい〟をモチベーションにした。レスリングの世界選手権(9月、セルビア)代表をかけたプレーオフ(1日、東京・トーム立川立飛)女子76キロ級で、鏡優翔(21=東洋大)が茂呂綾乃(18=山梨学院大)を破り、世界選手権への出場を決めた。

 序盤に先制を許す苦しい展開となったが「先制点を取られたところは、ディフェンスが甘いなと思ったが、攻め続ける練習をしていたので、(逆転勝ちは)そこはプラン通りだったかなって思います」と振り返った。

 9月の世界選手権に向けては「最重量級なので、(五輪への)切符を取るのは甘くない。それでも金メダルを獲得して、五輪の代表権を必ず取って、パリ五輪でも金メダルを取れるように頑張りたい」と先を見据えた。

 そんな鏡の力の源は〝おしゃれ〟だ。もともと好きだったネイルを始めたのは昨年6月の明治杯からだという。「私はおしゃれやかわいいがモチベーションになる人。試合中でも、少しでもモチベーション上がったらいいなと思って始めた」とこだわりを語った。

 さらにはマウスピースにも〝カワイイ〟の文字が。「(今年の明治杯の時は)誰にも触れられなかったけど、プレーオフで勝ったらアピールしようと」と喜びを爆発させていた。