総合格闘技(MMA)のスターからのエールに応えた。レスリングの明治杯全日本選抜選手権最終日(18日、東京体育館)、女子50キロ級決勝で、東京五輪金メダルの須崎優衣(23=キッツ)が吉元玲美那(22=KeePer技研)を下し、2年連続6度目の優勝。メダルを獲得すれば来年のパリ五輪出場が決まる世界選手権(9月、セルビア)代表の座を手にした。
粘る相手に苦戦を強いられたが、最後は勝負強さを発揮した。「タックルの処理が甘く、苦しくなってしまった。ワンチャンスをものにする練習をしないと」とすぐに反省の弁を口にした。
昨年は世界でただ一人、全世代のタイトルを全て手に入れる「グランドスラム」を達成。強さに甘んじることなく、今年春には個人で米国遠征も敢行した。2016年リオデジャネイロ五輪女子53キロ級であの吉田沙保里を破って金メダルを獲得したヘレン・マルーリス(米国)や、MMAファイターで元ベラトール・バンタム級王者のフアン・アーチュレッタ(米国)と練習。ディフェンスの固いマルーリスからは守備を学び、元レスリング選手のアーチュレッタとはスパーリングも行った。今大会前にもアーチュレッタから「頑張れ!」と激励され、この日を迎えていた。
世界選手権では、今大会以上に海外のライバルからマークされるが「2連覇を目指せるのは限られた人だけ。ワクワクしている」と、どこまでも前向き。五輪2連覇へまっしぐらだ。












