24日午後11時ごろ、東京・新宿区の映画館「新宿バルト9」内で発煙騒ぎが起きた。

 バルト9は、館内にある9つのスクリーンのうちシアター7番で「発煙を確認いたしました」と25日に発表。「消防による安全確認がとれました」として25日は通常営業しようとしたが、映画「忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary」などはシアター7番が「空調設備の不調」で「万全な状態」ではないとし、同作の上映中止を余儀なくされる影響が出た。

 SNSでは24~25日にかけて「バルト9」がトレンド入り。ツイッターには、バルト9の周辺に複数の消防車が出動した動画が投稿され、物々しい雰囲気に包まれたことがうかがえた。24日はいつものようにレイトショーが行われていたが即、上映中止。シアター7番以外のシアターで観賞していた人は「上映中の映画が途中でブツッて消えた」と報告。館内に居合わせた人はスタッフらに誘導され、シアター7番があった13階から階段で地上まで下りたと明かした。「運動不足オタクにはきつすぎた」との投稿もあった。

「火災」とのツイートが多く連投されたが、取材に対し、東京消防庁担当者は「火災ではなかった」と否定。それ以上の回答は控えた。バルト9は「担当者不在」で火災原因の確認、上映中止の対応に追われているとした。

 発煙の原因は館内設備のショートなどが考えられるが25日現在、明らかになっていない。

 バルト9は映画上映のほか、舞台あいさつが行われることで知られる。16日には「忍風戦隊ハリケンジャー――」の舞台あいさつが行われ、キャストで俳優の塩谷瞬、「純烈」白川裕二郎、女優の長澤奈央らが登場していた。