J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)が、6日に行われた古巣バルセロナとの親善試合(国立)で大観衆のファンを魅了した。

 今夏に退団するイニエスタは試合前にバルセロナの選手や関係者と旧交を温めたが、特に熱いシーンとなったのが、盟友のシャビ監督との再会。両者は興奮した様子で言葉を交わしながらガッチリと熱い抱擁を交わし、その様子が世界中のファンから脚光を浴びた。

後半、交代時にシャビ監督(左)とハグしたイニエスタ
後半、交代時にシャビ監督(左)とハグしたイニエスタ

 記念すべき試合で今季初先発を果たしたイニエスタは、試合序盤から鋭いスルーパスを何度も試みるなど、積極的に攻撃をけん引。前半31分には、ペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュート。惜しくもゴール横に外れたが、ファンからはこの日一番の大歓声が沸き起こった。さらに前半終了間際にも強烈なシュートで古巣ゴールを脅かすなど躍動した。

 試合前日の5日には会見で「明日の試合は、皆にとって特別な日になると思います。見ていただいた方に楽しんでもらえるような試合をしたい」と意気込みを見せたが、その言葉どおりのプレーを披露した。後半36分に交代する際には場内から大きな拍手が送られ、ピッチ横でシャビ監督と再び熱く抱き合った。

 試合はバルセロナがMFフランク・ケシエとDFエリック・ガルシアのゴールで2―0と勝利。それでも主役は間違いなくイニエスタだった。