「第92回全日本自転車競技選手権大会トラック」大会2日目(13日、静岡・伊豆市の伊豆ベロドローム)、男女スプリント、女子オムニアムなどが行われ、男子エリートスプリントでは太田海也(チーム楽天Kドリームス)が初優勝。女子エリートスプリントは佐藤水菜(同)が制した。
男子スプリントはネーションズカップ第1戦(2月ジャカルタ)で銀メダル、第2戦(3月カイロ)で銅メダルの太田が制した。
決勝は同じ日本代表で本業の競輪でも同期の中野慎詞を撃破。右手、両手を高々と掲げたあとに両手で胸を叩く派手なガッツポーズで喜びを表現した。
「今回は絶対に取りたい気持ちで走っていたので、優勝できてうれしい」。予選の200メートルフライングスタートは9秒617の大会新で1位通過。1/8決勝では落車とヒヤッとする場面もあった(再発走で勝利)が1/4決勝、1/2決勝は危なげなく突破、決勝も完勝だったが「金メダルは取れたけど、課題も見つかり収穫が多かった」と前を見据える。
ボート競技から自転車競技に転身、鍛え抜かれた肉体から繰り出すパワーは計り知れない。パリ五輪での活躍が有望なニュースターが、6月マレーシアのアジア選手権、8月イギリスの世界選手権でもキラキラに輝くメダルを期待したい。
女子スプリントは佐藤が連覇を飾った。予選の200メートルフライングスタートで10秒724と自身が持つ大会記録を塗り替えると、1/2決勝でガールズケイリンの久米詩をストレートで撃破。ナショナルチーム対決となった決勝は、太田りゆと1本ずつを取り合ったあとの最終決戦で太田を振り切り、終止符を打った。
サトミナは「アジアチャンプの太田さんを倒さないと日本一にはなれないと、奮い立たせた。日々の練習が生きたかな」と振り返った。












