自転車競技の「第92回全日本自転車競技選手権大会トラック」は静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで12日、開幕した。
第1日は6種目が行われ、男子チームスプリントはチーム楽天Kドリームス(寺崎浩平、小原佑太、太田海也)が優勝。男子チームパーシュートはチームブリヂストンサイクリングA(窪木一茂、橋本英也、今村駿介、松田祥位)が3分52秒532の日本新記録で制した。
男子チームスプリントは日本代表を擁するチーム楽天Kドリームスが43秒727で貫禄勝ち。タイムは大会記録(43秒416)にも及ばなかったが、代表の先陣を務める長迫吉拓が別チームに在籍して不在でも地力の違いを見せた。
代表では3走を走る小原が1走を務めた。「長迫さんと同じタイムで走れれば良かったのですが…。1走を走れるのは長迫さんしかいないが、自分にとっても3走につながるし、モチベーションになる」と良き経験だった。
2走の太田は修正力を発揮した。「まったく違う感覚になるが、いつも世界と戦っているような同じ(個人)タイムを出せたので成長を感じます。長迫さんに対応できるように練習しているのが身になってきている」と合格点を与えた。
決勝の3走は予選の山崎賢人から寺崎に入れ替わった。「練習ができていなくて合わせることもできず、ぶっつけ本番だったが最低限のタイムは出たし脚的には上がっててきている」と話した。
チームパーシュートは日本記録を約3年ぶりに更新。窪木は「出るとは思っていなかった。チームメートに引きずられるようにゴールをしたら更新できた。(6月マレーシア)アジア選手権にいい弾みになった」と振り返った。
橋本は「レース前におぼろげながら『52』の数字が浮かんできた。(決勝は)空気が回るのでタイムが3、4秒は早くなる。日本記録の更新は狙えるのかな」と有言実行した。東京五輪代表は来年のパリ五輪への見通しを聞かれ「チームパーシュートで多くの人数を(パリへ)輩出するのを第1フォーカスとして頑張っている。メダルを取ることを目標にしないと始まらない」。この日は個人種目エリミネイションでもV。2日目以降も4種目に出走予定で金メダル量産を約束した。












