日本相撲協会の英語圏向けユーチューブチャンネル「SUMO PRIME TIME」が関脇霧馬山(27=陸奥)を特集した。3月の春場所では初優勝を達成。夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)では初の大関取りに挑戦する。

 霧馬山は動画の中で「最初は相撲部屋に慣れなかった時があったし、日本語をしゃべれない時はつらかったし、いろいろあって。稽古場でも全然勝てなかったりとか」と入門直後の苦労を回想。「やっぱりモンゴルから、親孝行したいと皆に約束して日本に来たから。ここで辞めて家族の顔を見るのも恥ずかしいし、いろんな人に顔を見られるのは恥ずかしくて。何とかして頑張っていこうと」と角界に踏みとどまった理由を明かした。

 その霧馬山のモチベーションになっているのが、兄弟子で部屋付きの鶴竜親方(元横綱)が夏場所後の6月3日に国技館で引退相撲を控えていることだ。「やっぱり引退(相撲)があるし、そこで夢みたいに『大関霧馬山』と(お披露目が)できたらいいなと思って。恩が返せる。そのために頑張っていこうかなと思って」と意気込んだ。

 一方で、鶴竜親方は「自分のいつも稽古でやっていることを、ただ本場所で出せばいいんじゃないかな。センスもあるし、何でもできるから。それをもっと磨いていけばいい」とエールを送っていた。