昨年の北京五輪でドーピング問題が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(16=ロシア)は、今季の戦いぶりに満足しているようだ。

 いまだにドーピング問題が解決していないワリエワだが、今季はロシア国内の大会に出場。選手権とグランプリ大会で2位に入った。ロシア国営通信社「RIAノーボスチ」によると、ワリエワは「シーズンには満足している。いい形で終えることができた。シーズンの最後には、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳んだ。恐らく私にとって最も興味深いシーズンだった」と好印象を口にした。

 特に優勝を果たした国内のジャンプ選手権が印象的だったという。「8本のトーループを跳んだのは初めてで、それまでは2本しか跳べなかった。個人種目で登場したときには、落ち着いていて、全てをやり遂げられるという自信があったので、その瞬間を楽しむことができた」と振り返った。

 自身の成長に充実感を覚えたワリエワ。しかし、国際大会の出場はおろか、処遇すら不透明なだけに、決して先行きが明るいとは言えないだろう。