吉本興業の大﨑洋会長が12日、文化放送のラジオ番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に出演。2019年に起きた所属芸人による闇営業問題で開いた会見で、批判を浴びた岡本昭彦社長を「僕よりも優秀」とフォローした。

 大﨑氏は先月、初の自著「居場所」を上梓。ダウンタウンのマネジャーから現在の〝居場所〟を見つけるまで苦悩や葛藤を記した著書は重版されるほどの人気となっている。

 ビリギャルこと「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の作者である坪田信貴氏がきっかけで「居場所」の出版が2年前に決まったという大﨑氏だが、実は出版には裏テーマもあったという。

世紀のグダグダ会見と呼ばれた
世紀のグダグダ会見と呼ばれた

 大﨑氏は2019年に社長の座を岡本明彦氏にバトンタッチしたが、「その直後に事件(宮迫博之らによる闇営業問題)が起こって、岡本くんが世間でバカ社長だといっぱい叩かれてしまって…」と、当時社長に就任したばかりだった岡本社長の5時間半に及ぶ記者と全くかみ合わなかった異例の記者会見を回顧。

 その上で「だけど、岡本くんは5時間半、バカみたいに突っ立ってたわけじゃない。口を開けば元吉本所属の芸人さんのことを悪く言ったり批判しなければいけないので、そうは言えないから、ただ黙って耐えていた」と評価した。名指しは避けたが「元吉本所属の芸人さん」とは、吉本に対し反論会見を行った宮迫のことを連想させる。

 大﨑氏は「若い社員とか若い芸人さんたちが不安がるというか、うちの社長ダメな奴なんだってなっちゃうので、そうじゃないんだというのを本で伝えたかった」と、「居場所」の出版には岡本社長をフォローする意味合いもあったという。

 大﨑氏は岡本社長について「ダメな奴ということは1000%なくて、イチ漫才師のマネジャーとしても、イチ興行会社の経営者としても僕よりはるかに優秀」と評価。当の岡本社長は昨年のラジオ番組で「あの一件が社長としてとんでもない筋トレになった。あ、筋トレ言ったら怒られるわ」と振り返っている。