キックボクシングからボクシングに転向した〝神童〟こと那須川天心(24=帝拳)のデビュー戦に、海外から称賛の声だ。

 那須川は8日、ボクシング初戦で日本バンタム級4位の与那覇勇気(32=真正)と対戦。2Rには相手の攻撃を空振りさせてから右フックでダウンを奪うなどし、判定3―0で完勝した。

 那須川のデビュー戦について英国メディア「トーク・スポーツ」は「メイウェザーにKOされて泣いた那須川が、執拗な攻撃を仕掛けボクシングデビュー戦で勝利」と報道した。

「このキックボクシングの天才は、フロイド・メイウェザーとのエキシビション戦でよく知られている。3分間でメイウェザーは那須川を3回ダウンし、1ラウンドで試合を終わらせた。那須川は、リング上で涙を流した」と2018年大みそかに行われたボクシング元5階級制覇王者とのエキシビ戦について触れた上で、今回の試合について言及。

「メイウェザーのリングで泣いていた20歳の少年とは別人のように、24歳の彼は自信に満ちあふれ、圧倒的な存在感を示していた。那須川は容赦なく相手を倒し、血まみれにした後、ポイントで勝利した。那須川のプロボクシングの旅がどこまで続くかは不明だが、有望なスタートであることは間違いないだろう」と称賛した。

 さらに米国メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」も「フロイド・メイウェザーのダウンから回復し、公式ボクシングデビューで印象的な試合を見せた。自分よりはるかに経験豊富な相手を破り、輝きを放った」と伝えた。

 那須川の新たな挑戦に、海外も注目している。