岸田文雄首相(65)は13日に開かれた参院予算委員会の集中審議で、〝脱マスク〟で答弁を行った。

 この日から新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールが緩和された。衆参両院はマスク着用は各自の判断に委ねることを申し合わせている。

 以前は政府の答弁台に設置されていた飛沫対策のアクリル板も撤去。質問を行う委員席の国会議員も、マスクを着けずに質問する姿が目立った。

 岸田首相は同委員会で、共働き家庭で子どもが小学校に入学したあと、放課後に子どもを預ける先がなく、親の仕事と子育ての両立が難しいとされる「小1の壁」の問題を野党議員から質問を受けた際「これを打破することは、喫緊の課題であると認識しています」と〝ノーマスク〟で答弁した。

 報道陣の取材に対して岸田首相は、マスク着用ルールの緩和について「換気が難しい場面、高齢者施設など重症化リスクが高い方々と接する場面では(マスク)着用をお願いする。多くの国民が戸惑わない形で発信していくことが重要だ」と強調した。

 今後、政府は国民に不安や混乱が起きないようマスクに関するルールなどについて、SNS(ネット交流サービス)やテレビCMなどで広報していくという。