世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元2世信者の小川さゆりさんが5日、TBS系「サンデージャポン」に生出演。社会的広がりを見せる宗教2世問題について、救済方法などを訴えた。
教団・教会長の娘として生まれた小川さんは、教団から妨害されても屈せず、顔を出しで宗教2世問題を訴え続けてきた。7日には、脱会するまでの葛藤や顔出しで実態を訴えた経緯などをつづった手記「小川さゆり、宗教2世」を発売する。
現在、キリスト教系の宗教団体「エホバの証人」でも、子どもへの「ムチ打ち」「輸血拒否」などの虐待を思わせる実態が取り上げられ、社会的に問題視されている。
番組で、小川さんは「エホバの証人」など他の宗教2世らとの交流や問題点について、「宗教2世問題は統一教会だけの問題ではなく、全体として考えたいと思っている。(昨年)10月27日に宗教的な虐待を防止して、国でしっかり規制してほしいと会見を開いたり、エホバの方と一緒に開いたり、普段からDMなどで意見を出し合ったりして、解決に向けて話し合っています」と明かした。
「エホバの証人」宗教2世の問題点については、「教団の姿勢に問題を感じている。命にかかわる輸血の拒否やムチ打ちは自分も親なんですけど、普通の感覚なら相当な覚悟がいること。親御さんもすごく信仰心があってのことだと思いますが、教団は責任逃れをしていると感じる。その姿勢に問題を感じる」と告白。
その上で、〝宗教2世を救済できる行政の体制〟を提言。「現場の子どもたちが信仰を強制されたり、虐待を受けてることを現場間でいかに助けられているか。学校だったり、児童相談所だったりが宗教を理由にこれまで、親から訴えられたらどうすると、背景に宗教組織があることでハードルが高すぎて、マニュアルもない問題もあった」とこれまでの現状を説明。
続けて「本当に動きも変わってきていて、厚労省がQ&Aを出したりしている。国は行政がそういう(救済)体制を作りやすいように、法律にちゃんと宗教的な背景があっても、虐待は虐待であると明記することが大切なんじゃないか」と訴えた。










