声優・アーティストとして活動する蒼井翔太が18日、東京・両国国技館でライブツアー「蒼井翔太 Live 2023 WONDER lab. Garden」のファイナル公演を開催した。

 地元・福井での凱旋公演を皮切りに、全国4都市を巡ったライブツアーは、今年アーティストデビュー10周年を迎える蒼井が、たくさんの曲と感謝を伝えたいという気持ちを込めて、観客ひとりひとりを一輪の花と見立てた〝Garden〟をコンセプトにした。

 ステージが青い光に包まれ、腰元に花を咲かせた白の衣装に身を包んだ蒼井が登場すると、6人のダンサーと息の合ったパフォーマンスでオープニングナンバー「Virginal」で一気に会場を盛り上げた。蒼井は「感謝の気持ちを込めて精いっぱい歌います」とライブに込めた思いを言葉にし、自身が作詞・作曲を手掛けた「ずっと…」でファンへの感謝を全力で届けた。

ノリノリの蒼井翔太 
ノリノリの蒼井翔太 

 アンコール中のMCで改めてファンへの感謝を言葉にすると、2017年10月以来、約6年ぶりとなるニューアルバムの制作が決定したことを発表。さらにファンクラブイベント開催決定も発表し、会場が喜びに包まれ大きく盛り上がる中、ダブルアンコールで約10年前にリリースしたデビューミニアルバム「ブルーバード」収録の「君のとなりで」を披露。蒼井からあふれる感謝の思いと、これから向かう未来への希望がファンに届けられ、幕を閉じた。