「アントニオ猪木写真集 1960~1988」(8800円)が3月25日、ワニブックスから発売される。「闘魂」「夢」の2冊組で、特製ケースに封入された永久保存版だ。写真は本紙が完全提供しており、カバーと本文写真の選考が先日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社で行われた。

 写真集の監修人として参加したのは、付き人時代から誰よりも近くで猪木さんを見続けていた藤波辰爾(69)、編集者として追いかけた元週刊ゴングの編集長・小佐野景浩氏(61)、プロレスファン代表のファンキー加藤(44)の3人。机上に並べられた候補写真を見ながら、「この写真は東スポにしかないね」「こんな猪木さん見たことない」など、熱い議論が繰り広げられた。

 まず特製ケースのカバーを決めたのは藤波。「僕が選んだのは眼光鋭い猪木さん。表紙はコレでしょ! この目に僕は震えてました(笑い)」と迷わず選んだ。

 リング上で誰よりも輝き続けた雄姿を収めた「闘魂」(96ページ)のカバー写真は、小佐野氏がセレクト。「まず猪木さんの表情がすごくいい。次に新日本プロレスの猪木さんの闘いの歴史を考えるとNWFのベルトになる。闘魂にふさわしい写真ということで選びました」。

 猪木さんの秘蔵プライベートを収めた「夢」(96ページ)のカバー写真を決めたファンキー加藤は「試合中の猪木さんはもちろんいいのですが、プロレスファンはプライベートのナチュラルなアントニオ猪木を見たいという人も多いんです。僕が選んだのは、どんな関係者もこの笑顔を見ると許してしまうという〝アントンスマイル〟」と語った。