韓国代表の次期監督有力候補に浮上したバヒド・ハリルホジッチ氏(70)を巡って、同国で賛否両論が渦巻いている。
ハリルホジッチ氏は日本代表などを率いた後、モロッコ代表を指揮。カタールW杯直前に解任されたが、本大会でチームは4強に躍進して大旋風を巻き起こし、その手腕が改めて脚光を浴びている。
韓国代表はその指導力を高く評価して接触を開始。ハリルホジッチ氏も地元メディアにコンタクトがあったことを認めており、有力候補となっている。
しかし、韓国の世論では就任を巡って議論が沸き起こっている。
同国メディア「市民日報」は「韓国代表の新監督候補とされるハリルホジッチについて、適性問題に対する賛否両論が広がっている」とその指導力を疑問視する意見も出ている様子を伝えた。
さらに同国メディア「イーデーリー」も世論の反応を詳報。「強力なカリスマ性を持つハリルホジッチは、しっかりした守備組織力をもとに高速で鋭いカウンターサッカーを繰り広げる」と評価する一方で「ただ、こだわりが強く独善的な性格を持っているため、チームや協会と葛藤が生まれ、波紋が広がる場合が多い」と鋭く指摘した。
日本代表でも選手とのコミュニケーションの問題を理由に2018年ロシアW杯直前に電撃解任されただけに「経歴や成果だけを見れば、韓国代表の監督候補として遜色ない。ただ、いつもトラブルが絶えなかった。韓国サッカー協会にとって負担になる」と就任となれば大きなリスクを伴うと分析した。
ただでさえ日韓は長年にわたって宿敵関係にあったが、ハリルホジッチ氏が就任となれば〝私怨〟も相まってさらに激しい試合が展開されそうだ。









