【佐藤武文氏が全豪オープンを徹底分析・女子編】テニスの4大大会で今季初戦となる全豪オープン(メルボルン)は16日に開幕する。シーズンの激闘が本格化していく中、今年の動向について、DAZNテニス中継解説者の佐藤武文氏が徹底分析。後編では変革期を迎えている女子勢の現状に迫った。
元世界女王セリーナ・ウィリアムズさん(41=米国)が昨季限りで現役引退を表明し、昨年にツアー2勝をマークした元世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(31=ルーマニア)が同10月に禁止薬物違反による暫定的な資格停止で大会に参加できず、4大大会で通算4勝をマークしている大坂なおみ(25)は妊娠が判明し、年内休養を発表した。
ビッグネームが不在となる中、佐藤氏が注目するのはビーナス・ウィリアムズ(米国)に並ぶ35連勝と快進撃見せた世界ランク1位イガ・シフィオンテク(21=ポーランド)だ。「しばらくいなかった絶対女王の候補ですが、さらに本格化している」。シフィオンテクは、2020年に全仏オープンで4大大会を初制覇すると、22年には全仏と全米オープンで優勝。今季4大大会初戦となるの全豪オープンを取れば「女王」の地位を不動にするという。
その一方で、佐藤氏は米国勢に熱視線を送った。中でも世界3位のジェシカ・ペグラ(28)は、米国代表として臨んだ男女混合の国別対抗戦ユナイテッドカップで優勝に貢献した。「名称が違う前進の大会(ATPカップ)で活躍した選手はシーズン序盤に躍進するという法則があるんです。ペグラも驚くような活躍をするかもしれません」と太鼓判を押し、10位マディソン・キーズ(27)とともに期待した。
さらにユナイテッドカップを回避し、ツアー出場したコリ・ガウフ(18=米国)も「個人戦に出てきて(ASBクラシック)優勝しました。ペグラと合わせて米国勢とシフィオンテクがどんなパフォーマンスを見せるか」と注目していた。









