自民党の麻生太郎副総裁(82)は13日、党本部で韓日議員連盟の鄭鎮碵(チョン・ジンソク)会長らと面会した。

 鄭氏は韓国与党「国民の力」のトップ。麻生氏との面会に先立ち、国会内で行われた日韓議員連盟の会合では、日韓関係の懸案となっている徴用工問題について意見交換が行われたという。

 自民党関係者によると、韓国政府は徴用工問題をめぐり、12日に韓国で開かれた討論会で日本の被告企業の賠償金支払いは韓国の財団が肩代わりする解決プランを検討していると表明していたという。

「徴用工問題があったなかでの会談はタイミングがよかったでしょう。麻生氏と鄭氏との会談は日韓関係の早期解決に向けての話し合いが行われたと見られています」(同関係者)

 鄭氏は麻生氏との懇談後、報道陣の取材に対し「お互いに関心がある分野についてお話しができて有意義でした」と語った。

 一方、黒のロングコートに淡いブルーのマフラー、イタリアの高級帽子〝ボルサリーノ〟を斜めにかぶった姿で総裁応接から出てきた麻生氏は、コメントを残さず党本部をあとにした。