日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で親方全員を対象にした年寄総会を開かれた。伊勢ヶ浜部屋で発覚した暴行問題を受け、八角理事長(59=元横綱北勝海)が、弟子との接し方などを気をつけるよう注意喚起。今回の事案を踏まえ、来年2月に全協会員に研修会を行うと発表した。

 協会理事を辞任した伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)は「みなさまにはご迷惑をおかけしました。しっかりと弟子の指導にあたります」と謝罪。一方、幕内逸ノ城(湊)コロナ対策のガイドライン(不要不急の外出禁止)に違反を受け、3か月の報酬減額20%の処分を下された師匠の湊親方(元幕内湊富士)も謝罪した。

 また、大相撲初場所(来年1月8日初日、国技館)の開催について、飲食は「黙食」の形で制限を撤廃し、声援はマスクを着用した上で制限を緩和する。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「少しずつ元の状態に戻していく方向で考えている」と述べた。