さらなる飛躍で〝襲名〟を目指す。大相撲初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表された26日、新小結琴ノ若(25=佐渡ヶ嶽)がオンラインで会見を行った。
ついに三役昇進だ。11月の九州場所は西前頭筆頭で9勝6敗。新番付で西小結に自らのしこ名が載った琴ノ若は「一つの目標である三役に上がることを達成できた」。5月の夏場所は西前頭2枚目で9勝、7月の名古屋場所は東前頭2枚目で7勝を挙げながらもコロナ関連で途中休場。さらに9月の秋場所は番付が据え置かれ8勝をマークしたが、新三役はかなわなかった。
それでも「その分、上で戦う力がついたというか自信がついた状態で上がれたのであまりマイナスに考えずにこれはこれでいい経験だった」と前向きにとらえている。
元関脇琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方との親子三役は史上6組目。そうした中、元横綱琴桜を祖父に持つサラブレッドは「これで終わりではないのでしっかり上を目指してやっていきたい。先代(琴桜)の名前を継げるように目指していきたい」と力を込める。
気になる襲名のタイミングについて、佐渡ヶ嶽親方が次のように明かした。
「琴ノ若が小学2、3年のころ先代師匠と『琴桜というしこ名はいつになったらもらえるの?』という話をしていたようで、そのときに先代が『琴桜は横綱のしこ名だから大関以上じゃないとやらん』と言われたみたい。大関に昇進すれば琴桜襲名しようと思っている」
大関の地位に向けて来年は大事な1年となるが、期待のサラブレッドは「今まで通り思いきっていい相撲が取れればいい」ときっぱり。平常心を貫き、琴ノ若を〝卒業〟するつもりだ。












