フィギュアスケート女子で2018年グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(20=トヨタ自動車)は、虎視眈々と表彰台を狙っている。
昨季は右足首などの故障で全ての大会を欠場。今季は9月の中部選手権で復帰を果たすと、GPシリーズ第6戦フィンランドでは4位。たまに痛みが出ることもあるというが、着実に復活ロードを歩んでいる。
全日本選手権(22日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)を前に、21日には公式練習に参加し、曲かけでダブルアクセル(2回転半ジャンプ)やスピンなどを入念に確認。さらに、これまで足首への負担を考慮して封印してきた3回転ルッツを着氷させる場面もあった。練習後には「今日は痛みなくできた。良い状態に仕上がっているかなと思う」と手応えを口にした。
かねて今季は、全日本選手権でのベストパフォーマンスを一つの目標に掲げてきた。まだ万全な状態とは言えないが「やっぱり表彰台に上がって、世界選手権(3月、さいたまスーパーアリーナ)に出たい思いがある。そのためにもノーミスは必須になる」ときっぱり。制限しながらの演技にはなるものの、フリーで3回転ルッツを解禁する意向を示しており「ギリギリだけど、跳べるのは跳べる」と力を込めた。
全ては4年後のために――。今できる100%の演技で、自身の未来につなげていく。












