【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑496】令和のパターソン・ギムリン・フィルムか? カナダで「ビッグフット」らしき生物の姿を鮮明に捉えた動画が出てきて注目を集めている。カナダなので「サスカッチ」と呼ぶべきかもしれないが、ここでは一般に浸透しているビッグフットとしておく。

 この動画は民間調査団体「ロッキー・マウンテン・サスカッチ・オーガナイゼーション」がユーチューブに公開したもの。具体的な時間や場所は明らかになっていないが、オンタリオ州北部在住の人々が川でレジャーを楽しんでいた時のことだったという。

 動画には穏やかな山林と静かに流れる川の様子がとらえられており、ボートが川の中で停まって、風景を楽しんでいるらしい様子がうかがえる。すると、対岸の森の中から茶色い〝人影〟が出現。川岸の開けたところを歩き、再び木々の間に消えていく。一見、山で仕事をしている人のように見えなくもないが、それにしては体が大きくて、頭部を含め全身が明るい茶色の毛皮で覆われているようなのだ。

 この生物の姿は約6秒間にわたってはっきりと映っており、UMA関連の動画としては、割と長時間とらえられていることもあって、非常に興味深い映像となっている。

 周囲に溶け込むような毛皮の色に加え、ビッグフットを捉えた代表的な動画「パターソン・ギムリン・フィルム」の生物を彷彿とさせる腕の振り方をしていることから、動画を見た人々からは「本物のビッグフット」の映像ではないか、という意見が出ている。

 視聴者からは「クマが二足歩行していた瞬間を捉えたものではないか」という懐疑的な意見も寄せられていたが、あまりにスムーズな動きや奇麗な歩行姿勢から、クマ説はいささか無理があるのではないかという意見もある。

 逆に、あまりにはっきりと映っていることから、着ぐるみを着た人間ではないかという意見や、撮影後にデジタル加工を施してビッグフットの姿を付け加えたフェイク動画ではないか、という推測もある。

 果たして、真相はいかに…。