愛知県警岡崎署の留置場で、勾留されていた43歳の無職男性が死亡した問題で、複数の署員から暴行された疑いが判明し、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(31)が13日、同署の留置業務の態勢を問題視した。

 43歳の男性は4日早朝、息をしていない状態で発見され、死亡が確認された。保護室に隔離されたうえに身体を拘束する器具が使われていたり、持病への薬が与えられていなかった疑いがある。

「岡崎署はやばいよ!」とツイートしたへずまは、2年前にスーパーで会計前の魚の切り身を食べたとして、窃盗の罪で逮捕され、同署に約3か月間、勾留されていた過去がある。

 へずまは「水を1時間待たされたり、朝の弁当を3時間待たされたり」「警察署内でコロナになった時は差別もあったし、いつかこう言う事件に発展すると思ってた!」と嫌がらせを受けていたことを明かした。

 続けて、「俺はSNSがあったから守られた」とへずま。越権行為を起こしそうな留置担当官がいたというが、署長に直接クレームを入れたところ、へずまの担当から外れたという。

「警察も変なことできんし相手がへずまやからビビりあげちょったよ!」と当時、〝迷惑系ユーチューバー逮捕〟で注目されていただけに身を守られたともした。